現在、ヨーロッパで最も人気のダイエット法のひとつにデュカンダイエットというものがあるのだそうです。

あまり聞いたことのないと思った方、このダイエット方法は、2011年にウィリアム王子と結婚したキャサリン妃が、結婚式前や出産後に行ったダイエット法としても有名なのだそうで、フランス人の医師が考案したダイエット方法なのだとか。
なんでも、医師であり栄養学者でもあるフランスのピエール・デュカン博士が考案したダイエット方法のようで、 落とした体重を維持する段階を含めた4つのフェーズに分けられていて、フェーズごとに摂取するべき栄養素や食事のメニューが決められているようです。
一つ目のフェーズはアタック段階で体重減量を開始する段階に入り、二つ目がクルーズ段階で真の体重になるまでの段階を指しています。
さらに三つ目がコンソリデーション段階でリバウンド効果を防止する段階に入り、最後にスタビライゼーション段階で体重の安定化をしていくようです。

このダイエット方法のすごいところは、たんぱく質の豊富な肉や魚などの食材なら、いつでも好きなだけ食べられるようで、しかも好きな物をお腹いっぱい食べながら、確実に体重を落とすことができるのだそうですよ!!
しかも、リバウンド対策も充実しているようで、ダイエットで1番やりたくないことナンバー1といってもいい運動も、一日数十分間のウォーキングだけなんだそうです!!
とはいえ、そんないいことばかりではないようで、 デュカンダイエットの問題点としては、炭水化物の摂取が抑えられるため、食事の満足感が得られないようで、さらに人によっては便秘になり易くなるのだとか。

アタック・フェーズ
アタック・フェイズでは、急激に体重を落とすことが目的となり、脂肪分の少ないビーフ、子牛、皮なしのチキンやターキー、魚介類、卵(1日2個まで)、無脂肪の乳製品といった良質なタンパク質だけを摂取します。
クルーズ・フェイズ
クルーズ・フェイズでは、自分の目標体重に到達するまでの期間となり「たんぱく質のみ」を摂取する日と「たんぱく質+野菜」を摂取する日を1日ずつ交互に繰り返します。
この期間は、目標体重に到達するまで続けることになります
コンソリデーション・フェーズ
コンソリデーション・フェイズでは、ダイエッターが一番嫌いな言葉、「リバウンド」を防止することになります。
食事の中心は、常にたんぱく質と摂り、 週に2回はライス、パスタなどの炭水化物を150グラムずつ食べることがOKなのですが、バターやオイルはNGです。
スタビリゼーション・フェイズ
ここまでたどり着くと、たいていの人は食欲コントロールすることができるようになっているのだそうです。
あとは毎日野菜、果物、たんぱく質、適度の炭水化物をバランスよく食事を摂るようにすればOK。
